SISくんのアレ

普通の会社員が書いてます。平日と休日でテンションが違うのはご愛嬌。

ちょっとだけ、心頭滅却

こんばんは。

心頭滅却すれば火もまた涼しという言葉があります。どんな苦痛であっても心の持ち方次第で凌ぐことができる、という教えのことです。良い言葉だとは思います。ただ、気の持ちようだけでどうにかならない問題の方がこの御時世多いような気がします。

精神論を自分の内心以外、外的要因が影響する範囲に適用するのは合理的ではないと考えます。外的要因(環境要因)は気の持ちようでは如何ともし難い場合が殆どです。それが恒常的なものなら尚更です。いくら心頭滅却したところで、燃える薪の上で生活するのは不可能です。精神論はあくまで自分の内心だけに留め、周りの環境に左右されない行動にのみ反映すべきだと思うのです。要するに心頭滅却することは一人で完結できることだけにしなさいねと、そういうことです。

で、その一人でやる精神論についても少し。これはうまく扱ってやれば良い生活のスパイスになるのかなと思います。例えば今まで手がつけられなかった勉強をしてみるとか、行きたいけど行ったことのなかった場所に、思い切って行ってみるとか。自分だけでちょっと勇気を出して、ハードルを超える(くぐる)のは案外難しくないし、楽しいですよ。ちょっとだけ心頭滅却するのです。もし上手く行かなくても心配はありません。どうせ咎める人は誰もいません。だって自分だけでやってるんですから。何事でも頑張るなら一人で頑張れ、とは言いません。ただ、何者にも強制されない頑張りっていうのは、存外気楽に取り組めるものです。

 

それでは、また。

これは何の文章なんだろう。心頭滅却の四文字から派生した雑記なのでした。